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2018年12月09日(日) 
 
 地下鉄東西線の早稲田駅の看板に「たすく 〜専門家集団」とありますが、
「何の専門家なんだよ?」ってツッコミが入ります。

 そういえば、専門家って、スタッフは気持ち悪いくらいライセンスをもっているけど、教師や心理師、作業療法士などの専門職のことなんですかね?
 違うでしょ、たぶん。
 じゃあ、 発達障害の学習支援、療育、教育、支援の専門家集団かな、これも違う。
 
 言葉にして考えてみると、たぶん「TASUCモデルへの移行」です。
 
(以下、ちょっと難しく語ってみますと・・・)
 以前、国立特別支援教育総合研究所の主任研究員であった頃(15年前)に、研究チームで作成した「自閉スペクトラム症のある子どものための7つのキーポイント」等の研究成果に基づく療育支援プログラムの普及を初期の設立目的として「たすく」を創業しました。主に「障害理解のためのアセスメント」や「学習支援」を行って、半構造化場面でいわゆる学習塾をコツコツとやりました。

その結果、
 臨床データの蓄積による教育プログラムの完成がなり、設立4年目から「特別支援学校への技術提供」に進出しようと、東京都や神奈川県を中心にコンサルタントを派遣して「学校コンサルティング」を事業化し、療育教室の展開と合わせて事業の柱がもう一つできました。
 
現在は、
 高校卒業後の、いわゆる「モラトリアムとしての大学4年間」が保証されない現状を問題視して、「このままでは療育や教育で蓄積してきた能力が、地域社会生活とマッチングさせる機会が与えられないまま低く評価されてしまい不公平である。」として、TRYFULL(トライフル)のブランド名で三本目の新規事業の確立に挑んでいます。
 
評判としては、
 6時間以上かけて、家族の人や学校の先生などが一堂に会して行う個別アセスメントに定評があり、「全ては子ども理解から」の信条が好き、っていう利用者が述べ受検者として1000名を突破しそうです。

10年目からは、TASUC™モデル<専門性が高くてどんな相談にも応じることができながら,研究成果を広く公開して、地域全体の凸凹のある子どもたちを支援する意思のある人たちを巻き込んで、地域全体で子どもたちが幸せに暮らせるモデル>を築いています。
 
 長年の目標であるTASUCモデルは、鎌倉、横浜、東京、愛知、2019年度から、札幌市に続き、鹿児島市、長野市、川崎市で取り組んでいきます。
 
参考)IBR(Institute Based Rehabilitation:研究所を基地とするリハビリテーション)モデルから、CBR(Community Based Rehabilitation)モデルへの移行を図る経営計画の実行を創業から10年かけて、代表の齊藤をはじめとした経営陣が行った。そして、今、過去10年とは比べものにならない社会的課題の解決にむけて、TASUC™モデル<専門性が高くてどんな相談にも応じることができながら,研究成果を広く公開して、地域全体の凸凹のある子どもたちを支援する意思のある人たちを巻き込んで、地域全体で子どもたちが幸せに暮らせるモデル>を築いていきます。
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外部ブログ 発達障がいの教育的支援#たすく代表日記 投稿日時2018/12/09 19:17
2018年12月09日(日) 
 凸凹な発達で不便なのは、「なんでできないの?」って自分で考え込んでしまうことです。(専門家は「自己不全感」と呼ぶ)
 当然、できないことを本人が自覚して、その改善策を見つけるっていうプロセスがあるんだけど、そんなのできないことも多い(僕もそうだった)。
 感覚処理の問題でも聴覚過敏なんかは精神的に病むほど大問題だし、不器用の問題でも感覚統合がままならないと信じられないくらいずっこけたりして恥ずかしい。
 痛覚の問題があると自分が痛すぎたり痛くなかったり訳が分からないし、モノトラックだと変わり者扱いされるから時代を恨みますね。(ゆとり世代は特に)

 僕ら、それを生業にしている者は、発見して、気づかせて、その改善策を与えて、一緒になって軌道修正して、本人が望むならずっと付き合う。

 そのためなら努力できるって気がついたとき、自分が少しは生きていて良いんだと思ったのが26歳。遅いな。


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外部ブログ 発達障がいの教育的支援#たすく代表日記 投稿日時2018/12/09 18:53
2018年09月30日(日) 

 「プログラムは一人ひとりに応じて」 脳科学、構音などの器官、心、身体、行動、認知、物的環境、そして人的環境。トータルなアプローチこそ、療育に大切な視点です。複雑ですがそれを使いこなせなければ、子どもの育ちの手助けとなりません。

 療育する場所は増えたのかもしれない。でも先人たちが追究したのは,科学的な根拠に基づく,正しい子育てなのです。また、我が第二の故郷で勉強したいと思っています。



 北海道教育大学函館校養護学校教員養成課程に合格した時、はじめて養護学校教員というコースがあると知った私ですが、そこから北海道教育大学大学院に進み、北海道函館盲学校に初任で赴任しました。自他共に認める北海道“愛”の人間です。ホークスファンなので、ファイターズだけ認められませんが(決定的かな?)。
 今回の北海道のジェイスケップ研究会は、Bowlby,Jhonや、Harlow,H.Fなどによる愛着行動とアタッチメントの研究をレビューしました。有名なアカゲザルの実験は、YouTubeの普及のお陰でじっくり見ることができます。ハーロー先生が実際に話しているシーンが見られるわけですから勉強したい人ならいつでも情報が取れる時代です。
 ハーロー先生は生まれたばかりのアカゲザルの子どもを母親から引き離し、ひとつは針金でできたお母さん人形で、もうひとつは温かい布のお母さん人形の、二種類の母親代わりの人形で育てました。 針金のお母さんには哺乳瓶が取り付けられています。子どもは栄養を与えてくれる存在に愛着を示すと考えられてきましたが、アカゲザルの子どもたちは、明らかに布のお母さんを好んだのです。小ザルはお腹が空くと針金のお母さんからミルクを飲みますが、すぐに布のお母さんのところに行きます。 また、音の出るびっくりするようなおもちゃを飼育小屋に入れると、小ザルは怖がって布のお母さんにしがみつきます。ハーロー先生はこうした実験から、愛着はミルクをもらうという理由だけで生じるのでは無く、「接触の快適さがなににもまして重要だ」、つまりスキンシップによって形成されるのだと考えました。スキンシップによって安心感を得ることができた小猿は、新しい環境や対象を探索することにもチャレンジしたのです。 ただしこの実験関係性の問題の課題がありました。ハーローは布の代理母によって正常な愛着行動の形成が成し遂げられる考えたのですが、実際にはアカゲザルは、成長とともに自分を傷つけたり、仲間と付き合えないといった様々な問題を見せました。言い換えれば、布だけで動きもしない、アイコンタクトもしない、体温も感じない,嗅覚も刺激しないなど、無機質な代替えでは上手くいかないことが明らかにもなりました。 ハーローのこの実験は動物への倫理上の虐待にあたるという批判もあり、アメリカで動物実験の際の倫理規定が定められるきっかけともなったといわれています。 今回は、このような実験心理学からレビューし、現在の愛着行動の考え方、アンチテーゼなどを踏まえて、それでも愛着行動は大切で、愛着行動とアタッチメントの子育て時の観点をもとう、何らかの心理的リスクを抱えてしまうことを避けようというワークショップをしました。 愛着障害とは、母親などの養育者との愛着関係がうまく築くことができず、人間関係や情緒面の問題や「生きづらさ」が生じるような状態です。乳幼児期に養育者といい愛着をもつことができないと、人が怖くて心を開けない、見捨てられるのが不安でしがみついてしまうといった傾向が表れることがあります ICD-10という世界保健機構(WHOが作成した「精神・行動の障害」のマニュアルでは、愛着障害は次のように定義されています


反応性アタッチメント障害(反応性愛着障害)
 5歳までに発症し、小児の対人関係のパターンが持続的に異常を示すことが特徴であり、その異常は、情動障害を伴い、周囲の変化に反応したものである(例:恐れや過度の警戒、同年代の子どもとの対人交流の乏しさ、自分自身や他人への攻撃性、みじめさ、ある例では成長不全)。この症候群は、両親によるひどい無視、虐待、または深刻な養育過誤の直接的な結果として起こるとみなされている
脱抑制型愛着障害」
 5歳までに発症し、周囲の環境が著しく変化しても持続する傾向を示す、異常な社会的機能の特殊なパターンである。たとえば、誰にでも無差別に愛着行動を示したり、注意を引こうとして見境なく親しげな振舞いをするが、仲間と強調した対人交流は乏しく、環境によっては情動障害や行動障害を伴ったりする。ICD-10精神・行動の障害」マニュアル (医学書院,1994年刊
 また、九州大学の針塚進先生らのグループセラピーの研究レビューから、教材教具を工夫して,どのように身体プロンプトするのかをワークショップ形式で明らかにしました。




アタッチメントも科学的に行えば数々の研究が助けになり、アンチテーゼになります。
http://tasuc.com/wp/wp-content/uploads/2018/08/J☆sKeps研究会ポスター20180929.pdfhttps://www.youtube.com/watch?time_continue=72&v=OrNBEhzjg8I


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外部ブログ 発達障がいの教育的支援#たすく代表日記 投稿日時2018/09/30 11:22
2018年09月08日(土) 


今回は、構造化に建設的スキルを加えた療育について、お話しします。

構造化(環境調整)が先、+(プラス)建設的なスキル

<ご相談の一例>

事例)Aさん、知的障害を伴うASDのある男児、9歳。

困っている行動)近くにいる子供の髪の毛を引っ張る

        列に並んだりすると、前に並んでいるお子さんの髪の毛を引っ張るようになってしまった。

歴史、きっかけ)水泳教室で、密着して並んでから泳ぎはじめる練習から始まった。

最近は、髪の毛以外にも帽子や肩紐を引っ張る行動も増えた。
先生はその度に「やめなさい」と注意する。強い口調で言うと止める。
今のところ、「やめなさない」と強い口調で注意すれば止めることができる。
その後、一度もやらなくなることもあるし、数分後にはじめることもある。

母親の意見は、「疲れがたまっていたり」「機嫌が悪かったり」するときに多い。
父親の意見は、「並べと強要される」「自分のペースを崩される」ときにに多い。
先生の意見は、「やめなさい」と言えばやめるので、このまましっかり注意し続けたいと思う。

<ご相談に対する回答例>

☝専門家の視点☝
 <入力:perception>の問題
 お子さんが髪の毛を引っ張るのは、距離がつかめないからが一番だと思います。
水泳で並ぶときには、距離感がなかなかつかめず、僕らでも顔に頭が当たったりして嫌ですね。
場面を目撃しないと難しいですが、最初は間違いなく「距離を確かめる」ためです。

まさに、建設的なスキルの獲得が必要です。

ただし、 まず最初に構造化(環境調整)しましょう。

A:先行刺激操作)お友達との距離を離して活動に参加する
・A:列に並ぶときは、先生が前に立って距離感を取らせてから並ぶ
・C:後続刺激操作)髪の毛は引っ張っちゃうので、静かに手をどける、決して叱らない


AとCを整えてたら、B、建設的なスキルの獲得です。

建設的なスキル例)
B:両手にビート板のようなものを持って,相手の背中にさりげなく当てながら並ぶことを教える
・B:両手を前にならえして、肩に手が当たるまで近づけることを教える




北海道の地震が心配です。たすく札幌円山教室も閉室しながら家庭訪問を模索しています。





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外部ブログ 発達障がいの教育的支援#たすく代表日記 投稿日時2018/09/08 14:57
2018年09月02日(日) 
 たすく療育札幌教室のある北海道を皮切りに、鹿児島、長野へ教室が広がっています。
 意図的ではないにせよ、各地で志を遂げようという仲間が生まれたのは、素晴らしいことです。
 広げる=仲間が増える、 が本質的にやりたいことだからです。

 しかし、経営コンサルタントなどが仲介してくると、そうとも言っていられません。もう少し利益を、もっと売上を!、もっと広げましょうよ!!となるわけです。理屈は「従業員の満足」「顧客の満足」など、理由がドンドン付いてきます。
 僕も野心家だから真剣です。経営の指南役として大金を取っていった経営コンサルタント、超一流企業から転職してきた自称「財務部長」などなど(1年も保たないうちにマスクし始めて「ハウスダストが辛い」と言って来なくなりましたが)。
 もう懲り懲りです。

 どのくらいの家族が、相当の料金を払って、発達障害のある人の“療育”、“教育”、“支援”を受けるのか、その出会いが楽しみだし、そのプレッシャーに立ち向かう専門家との切磋琢磨が楽しみです。(たすくの療育機関は、各都道府県、政令都市に一つずつというのを続けていきます)

 民(たみ)が、御上に依存せず、本質的な自由を目指す態度と、
 民間企業が、正義と秩序を重んじて、発達障害のある子の先々の現実を直視して、具体的な整備を続けていく。

 民(たみ)が、御上に依存し、徹底的に税金を欲しがる態度は良くないと思いますし、民間企業が、何も分からない子どもや家族に、その場しのぎの快感を用意するのも、いい加減にしないと,罰が当たります。

 どうすれば良い結果が出るか、答はすでにあるのですから、努力しましょう。

 勝手にやれ〜と思ってしまうのですが、これは師匠たちに、あの世で顔向けできない年齢になりましたので口に出すようにし始めました。




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外部ブログ 発達障がいの教育的支援#たすく代表日記 投稿日時2018/09/02 08:15
2018年08月28日(火) 
公的機関の裏切りに、改めて「本人主体」を宣言したい。

 あまりにも雇用率の問題が、国民として、関係者として情けないので、不快な気持ちを抑えて仕事する日々だと思います。
 でも、結局は官公庁の人たちに障害者なんて関心が無い。
 それが私なりの経験値に基づく結論です。

 ただ、世の中には、そう言った組織、そんな大人たちだけではありませんから、決して絶望しないでください。

 官公庁が意図的に水増しをしていた。
 これは御上、すなわち上から目線なんだから、予想の範囲内でしょう。官公庁に行けば分かるはず。どこに障害者がいますか?裏の倉庫?裏の隠し扉の向こう? 少ないです。明らかに居ません。
 なんで私たちの業界がそれを指摘しないかなんて、もっと胸が苦しくなります。御上に尻尾を振ればお金が降ってくる仕組みだからです。実際、私のFacebookだってTwitterだって、誰もコメントしないでしょう。ビビっているからです。美味しいビール、飲みたいんでしょうね。

 10年以上民間の経営者をやって、とにかく、たすくの療育の料金説明が、とても困難です。
「お金を取るの!」と叱られたことも一度や二度ではありません。
入会を決めてほしいと思う人が離れていくのは辛いのですが、私の経験からは、会費の問題をしっかり話し合わなければ、一貫性と継続性のある支援体制は実現できません。
 税金をしっかり払って、市民や国民として、自立的に障害者の経営をしていくからです。
とにかくスタッフは、この料金説明が一番大変で、ひたすらに練習して、「頑張ります」

 この話をするのには、意図があります。お金を頂く側の課題と、支払う側の課題です。
サービスを慈善事業と混在させる福祉・教育系のスタッフと、すっかり公費に頼ることに平された顧客です。

 補助金を前提に議論を進めているようでは、結局は同じ事です。
 自立支援法から始まった改革で、本人主体で配分されているのは形式的な事実です。日本は変わろうとしているのかもしれません。ただ御上が利権を手放すわけがなく、常に監査、常に書類整備で利益分は人件費に消えます。利益をしっかり取っているITの人たちは爽やかで、いつも清々しいです。好きなこと、やるべき事を確実にやれるってことは、人を輝かせます。ITの人たちの輝きをみる度に、私たちもこうありたいと思うのです。

 このまま政府の税金に頼っていたら、障害者の人権や、障害者の喜びも悲しみも、お役所だよりです。
税金に頼れば、料金の説明にこんなに苦労することはありません。
私たちは、本人主体を実現するんだ!、と言い聞かせています。
増子さん、藤木さんが、8月26日の月命日に、津久井やまゆりの献花に行ってくれました。

空が青かったそうです。本当に再建で良いのですか? 
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外部ブログ 発達障がいの教育的支援#たすく代表日記 投稿日時2018/08/28 23:23
2018年08月21日(火) 
『検査をしないで手術する医師はいない、検査をしないで療育する先生もいない?』
―ようやく「アセスメントをして療育や教育、支援をスタートする」専門機関が増えました。
「療育や教育は、ご本人のことを科学的に理解してから、ご本人とご家族の意見を聞きながら、専門家がデザイン(創る)する」のが本筋であり、療育や教育は、「ご本人やそのご家族が“好きな教材をする”あるいは“希望するカリキュラムをする”」ではありません。

ーご本人やそのご家族は療育、教育、あるいは支援のプロではありません。
お客様が“望む療育や教育”をする事は、私たちにとって正確にはサービスとは言えません。
研究を重ね、専門家がまとめた療育や教育方法に、実践的な実技研修を重ね、さらにライセンス取得という難関を突破してはじめて、【科学的な根拠に基づく正しい療育】に結びつけられるのです。
そのルールから外れた療育や教育を要求されても、それは究極、お客様の為にならないのです。
ー一方で、「就労のための進路開拓」や「地域におけるレジャー(余暇活動)」をはじめとした社会運動は、【協働】が大切です。言うまでも無く、療育や教育の専門家は、社会運動が専門ではないからです。それくらい療育や教育を専門にするには“不断の努力”が求められます。
ーすなわち、お客様にオーソドックスな療育方法を押しつけるのでなく、“科学的根拠に基づく正しい療育に則った、一人一人に応じたプログラム”を提供し、日常の生活に活用できる学力やスキルに結びつけること。それがアセスメントの魅力なのです。
ー残念ながら我が国にはアセスメントをしてから療育や教育をする文化がありません。
その為、多くの療育、教育機関が私たちが気づかぬ間に“根拠のない指導”を行ってきました。
“子どもたちの混乱と誤学習”がむしろ当たり前のようにまかり通り、子どもの障がいや親の療育能力のせいにされていますが、「インチキ専門家(自分たちは支援者と言って逃げています)」が問題なのです。
ー構造化をベースにして、感覚処理の問題や行為機能(プラクシス)、行動や認知、心理などのトータルアプローチを行う療育方法はすでに確立さていて、専門家としての不断の努力を怠らなければ、ご本人とそのご家族に合った療育・教育・支援プログラムを提供、実行できます。
ー私たちの使命は、「行動問題や精神疾患などの二次障害のリスクを防ぎ」、「お子様がその能力を最大限発揮できる」療育や教育を提供、実行することです。
お客様が望めば…利益になれば…ご希望どおり何でもします。と言う事は出来ません。そして専門家として、本当にお客様の為になる『アセスメントに基づく療育プログラム』をお勧めさせていただきたいのです。
…(添付写真)今年も富士登山をしました。2年間、毎週日曜日に「ノルディックウオーキング」に参加し、ついに登頂に成功したASDのあるお子さんとの写真です。長い準備期間と万全の体制で臨みました。十分なアセスメントに基づく計画的な療育プログラムには、将来のレジャーに結びつく「登山」などにも応用しています。
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外部ブログ 発達障がいの教育的支援#たすく代表日記 投稿日時2018/08/21 18:45
2018年07月26日(木) 
 相模原障害者施設殺傷事件、いわゆる津久井やまゆり園の19名殺人事件は、
2016年7月26日の早朝におきました。
 私は、複数回、訪問したこともあり、勤務している職員と現地で学習会を行ったこともあります。親しい仲間も勤めていました。

 この仕事に携わる人は、正義の人です。
 僕を育ててくれた先輩にも、同僚にも、それは1000人にも10000人にもなりますが、一人もこんな事件を起こす可能性のある人は居ませんでした。

それどころか、
 皆、正義のヒーローでした。だから、こんな僕もこの仕事に人生を懸けたのです。

 僕が見たのは、
 昨日も今日も明日も明後日も、障がいのある人と共に暮らし、療育し、教育し、支援し、将来を憂いながら、それでも立ち向かう、大人たちです。一緒に生きているのです。
 家族がある人は、自分の健常の子どもを顧みず、他人の子のことを考え、24時間体制で常に気を張り、深夜でも駆けつけ、泊まりもします。夏休みも正月もありません。ちょっとした不安定な状態でも、皆で協力し合い、涙を共に流し,添い寝もします。

 それが、僕がこの仕事に就いた理由です。「こんなことできない」と思ったからです。
 すごいな、これは、とても自分にはできないと思ったからです。
 僕の「正義のヒーロー」です。
 まだまだ、みんな死んでいません。全国各地に正義のヒーローがいます。

(以下、自己分析)
・この2年間は混乱の連続、何度もこの事件を思い出して仕事をしていた
・何をしても、以前のように喜べず、虚しくなることもあり、けれど目の前にある会社、法人、利用者を守るのが精一杯だったというのが本音
・「意思疎通ができない者を安楽死させる」という発想をもつ同僚がいるかもしれないという前提が無かった
・公益財団法人日本知的障害者福祉協会 http://www.aigo.or.jp/menu07/ の人材育成委員という(津久井やまゆり園の改善ができた可能性をもつ)責任ある立場にあったのに、「意思疎通ができない者を安楽死させる」という考えを持たないように人材育成するという計画を立てなければならないことを、まだ許容できていないかもしれない
・以前のように仕事を「楽しむ」という感覚は失った

・ただ、僕たちの中にいる正義のヒーローは、決して屈しない



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外部ブログ 発達障がいの教育的支援#たすく代表日記 投稿日時2018/07/26 10:22
2018年07月23日(月) 

○障がいのある子どもの放課後は、長い間の課題だった。放課後等デイサービスの普及を後退させてはならない。
○放課後を「遊び」や「託児」程度に考えるのは、福祉の思想に反する。
○学齢期におけるサービスなのだから、「基本的人格の完成」に準ずることが大切である(下記「教育基本法第一条」)。
○放課後等デイサービスのスタッフが決して「専門性」が劣ることを認めてはならない。
○障がいに垣根はないから、重度心身障がい児、医療的ケア児支援も積極的に行う。


注)教育基本法第1条
(教育の目的) 教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。


(本文)

1 放課後や長期休業中の成長、発達を担う放課後等デイサービス

2012年(平成24年)に、障害児の放課後の居場所として創設された放課後等デイサービスは、これまでのわずか6年の期間で、事業所数、利用者数、共に約45倍になるなど、全国で急増しました。
放課後や長期にわたる夏期休暇は「親子ともども地獄です」という言葉は、20年以上前に障害児の放課後実態調査をした際に、保護者が実際に自由記述欄に記した言葉です。
今とは比較にならないほど、定型発達に対する放課後活動(部活動や学習塾)が盛んな中で、障害児だけが取り残され、孤立し、活動する場が整備されてきませんでした。
私たちのように、その時代に「ボランティア」として活動してきた経験がある人なら、まさに手弁当で行ってきた放課後や長期休業中の成長、発達を担う取り組みに対して、公費が支払われるのだから、今はまさに夢のような時代です。


2 障害を「適応の問題」として捉える現代だからこそ、放課後は重要な療育の場となる

 放課後等デイサービスの場が十二分に普及し、場の確保が叶った今、この状態を後退させてはならないと思っている元「ボランティア」も多いでしょう。この時代の「ボランティア」たちは、ノーマライゼーション、インテグレーションなどの高い志に心酔していたから、放課後をその実現の場として捉え、「彼らが一人で街を歩いたり、公共交通機関を使って移動する」ことや、「学童保育や学習塾、地域の公的活動に参加させる」ことに熱心に取り組みました。

そのためには、民間のバス会社に連絡して「乗り降りの際に,少しだけ待って欲しい」と依頼して了承されたり、いわゆる発達に凸凹のある子どもを中心とした学習塾を主宰したりしていたのです。もうお気づきだと思いますが、これらが、長い間の訴えによって、制度化されたのです。


3 放課後等デイサービスとは

児童福祉法第六条の二の二の4により、「放課後等デイサービスとは、学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)第一条 に規定する学校(幼稚園及び大学を除く。)に就学している障害児につき、授業の終了後又は休業日に児童発達支援センターその他の厚生労働省令で定める施設に通わせ、生活能力の向上のために必要な訓練、社会との交流の促進その他の便宜を供与することをいう。」と定められました。

主に6歳から18歳の障害のある児童を対象として、放課後や夏休み等長期休業日に生活能力向上のための訓練および社会との交流促進等を継続的に提供し。1か月の利用日数は施設と保護者が相談した上で自治体が決定します。利用に際して療育手帳や身体障害者手帳は必須ではないため、学習障害等の児童も利用しやすい利点が多くあったのです。
 月額の利用料は原則として1割が自己負担で、残りのうち国が2分の1負担、都道府県と基礎自治体が各4分の1を負担します(所得により上限があり、自治体独自の補助を設けている場合もある)。

4 放課後等デイサービスの見直しが立て続けに求められている 

 2015年(平成27年)4月に出された【放課後等デイサービスのガイドライン】から続く、厚生労働省からの資料にある、「利潤を追求し支援の質が低い事業所や適切ではない支援(例えば、テレビを見せているだけ、ゲーム等を渡して遊ばせているだけ)を行う事業所が増えているとの指摘があり、支援内容の適正化と質の向上が求められている。」ことに端を発し、2016年(平成28年)3月には、支給決定の適正化に向けた留意事項通知(H28.3.7障害福祉課長通知)(詳細は省略)、わずか3ヶ月後の2016年(平成28年)6月には、障害福祉サービス等の不正請求等への対応について(監査の強化等)(H28.6.20事務連絡)(詳細は省略)が出されました。



 ○平成294月からの見直しの概要(厚労省から引用)
1.指定基準等の見直しによる対応【平成294月施行】 
(1)
障害児支援等の経験者の配置 
児童発達支援管理責任者の資格要件の見直し(告示の改正 現行の実務要件に保育所等の児童福祉に関する経験を追加し、障害児・児童・障害者
 の支援の経験(3年以上)を必須化する。 ※既存の事業所は1年間の経過措置 
 人員配置基準の見直し(基準省令の改正 人員配置基準上配置すべき職員を「指導員又は保育士」から「児童指導員、保育士又は障害福祉サービス経験者*に見直し、そのうち、児童指導員又は保育士を半数以上配置することとする。 *2年以上障害福祉サービス事業に従事した者  既存の事業所は1年間の経過措置 
(2)
放課後等デイサービスガイドラインの遵守及び自己評価結果公表の義務付け 
 運営基準の見直し(基準省令の改正 運営基準において、放課後等デイサービスガイドラインの内容に沿った評価項目を規定し、それに基づいた評価を行うことを義務付ける。
 質の評価及び改善の内容をおおむね1年に1回以上公表しなければならない旨規定

2.その他の対応【平成294月〜】
情報公表の先行実施 指定放課後等デイサービス事業者は支援の提供を開始するとき、支援内容(タイムスケジュール等)BS(貸借対 照表)PL(損益計算書)などの財務諸表等の情報を都道府県等に提供し、事業所のHP等で公表に努めること。 都道府県等は事業者に対して、支援内容や人員配置(職員の資格等)、財務諸表等の公表をすることを促すこと。 


5 放課後等デイサービスと学童保育は違う

放課後等デイサービスは、様々な定義が散見されますが、「本人への療育」、「保護者への子育てに関する助言」、「社会資源(障害児も通える活動場所)への支援」、の三本柱であるということができます。学童保育の、健康管理、安全確保、情緒の安定等とは一線を画し、放課後等デイサービスの三本柱の内の「社会資源への支援」の中に、学童保育が入るとさえ考えています。
また、放課後等デイサービスで付加的に行われていて、ニーズも高い「送迎サービス」については、現在のところ「障害児の自立能力の獲得を妨げないように配慮する」に留められていますが、今のように1時間以上も自家用車に乗せてドアツードアで送迎するようなことが継続されれば、スクールバスによる弊害以上に自立的な移動の獲得が阻まれることは間違いありません。障害がある子どもが公的な機関を使って移動することが、社会自立において重要なことであると再認識したいです。


6 いよいよ真価が問われる

平成30年度から実施される報酬改訂により、ほとんどの事業所が以前より低い報酬区分になって、減収となることが予想されており、放課後等デイサービス事業者の真価が問われる時期に至っています。これまで述べてきたように,放課後や長期休暇の充実という「悲願」は、場の確保だけでなく、定型発達と何ら変わらない「生活能力の向上」や「社会性を培う」、内容(質)の問題に向かうことを、同じ志を持つ方々と共に誓いたいと思います。



写真1) 療育の結果、靴を揃える習慣がみについています

写真2)療育で社会性を培い、丁寧に商品の説明ができます

 写真3)自立的な移動ができれば約60分程度の近所に移動して「お届け物」ができます


7 医療的ニーズへの対応(時数の関係により割愛)

これまで放課後等デイサービスでは、医療的ニーズも同等に利用できる制度であったものの、受け入れには看護師等の配置が必要で、かつマンツーマンに近くなるため、事業として採算が合わなくなるため断念した事業所が多かったのが現状でした。その対策としてと思われますが、平成30年度からの報酬改定により障害程度区分が本格的に導入されます。現段階での「指標該当チェックシート」を見る限り、点数の合計が13点以上である障害児の数が、障害児全体の数の50%以上である事業所は、ほとんど無いと考えられます。
一方で、看護職員加配加算、医療連携体制加算、指導員加配加算の半減など、より重度の障害のあるお子さんへの対応が方針として示されているのです。


いずれにしても、全国で15,000人以上の医療的ニーズのあるお子さんへのサポートは必須です。平成30年度末までに、各都道府県、各圏域及び各市町村において、保健、医療、障害福祉、保育、教育等の関係機関等が連携を図るための協議の場を設けることも求められているのですから、重度心身障がい児、医療的ケア児支援も積極的に検討したいと思います
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外部ブログ 発達障がいの教育的支援#たすく代表日記 投稿日時2018/07/23 21:25
2018年07月21日(土) 
○お久しぶりです。今年度は「たすくの療育7」を2巻にしてリリースし、これから教材の整備です。
○今回は、重度、最重度といわれる障がいのある方への就労支援です。実はたすくも苦戦しています。
○軽度、というかちょっと昔は対象じゃ無かった人は、良かれ悪かれクローズアップされてますが、重度、最重度の方の就労移行支援って、どうなんでしょう?
○療育技術は確実に上がっていて、たすく療育も成果を残していますが、このままじゃ、成果が発揮できません。
○何で??と思ってますが、自分たちで事業をしてみて分かったこともありますので、書いてみます。

(本文)
 以前にお知らせしたとおり、お隣の国、韓国では、知的障害特別支援学校の高等部卒業後の「専攻科(1~2年の延長)」の設置率が約50%となっています。(2年前の調査、もっと上がっている可能性あり)
 現地でインタビュー(2回訪問)すると、軽度や中度は就職するが,重度や最重度のお子さんのニーズが高いことが分かります。

 簡単に諦めない、粘り強い教育的支援が描かれる仕組みです。

私がNISE(National Institute of Special Education)時代に、KISE(韓国の同様の機関)と交流して、
「これはKISEはレベルが高いな」と実感したとおり、差が付きました。

 小さい子どもたちの療育について内容をパッケージ化する「たすく療育」というモデルから、
18歳以降の就労移行支援、自立訓練、グループホームの支援についての内容をパッケージ化する「トライフル」というモデルに取り組んでいますが、

「トライフル」で苦戦しています。

一昨年なんかは、「普通のB型だね」とか「障害が重いから仕方ないね」と言われることがありました。
すぐに改善するように現場に行ってみると、確かにそういう側面が出ていて、MTGするとスタッフはみんな、うちのグループがやりたいことをよく分かっています。
「確かに意識が揺らいだ」「軌道修正します」といって、数週間は改善するんだけど、結局、後戻りしてしまう。
これが続きました。
 最近、良くなってきたのですが、就労移行支援や自立訓練事業の現場での対話をとおして、

ほぼ就職先の意識との狭間が問題なんだと分かってきました。スタッフが一般的な風潮に迎合してしまうのです。

企業訪問すると、
 「実習させてくれますか?」とか「障がいのある人の仕事ありませんか?」となるのです。
 これはおかしい話しです。

第1に「就職先」としての打診が先だと思います。
 貴社の障害者雇用の必要性を、具体的な数字やCSRの側面等を駆使してお伝えし、
TRYFULL(トライフル)という事業名がその名のとおり、実習や下請けではない,
本業への就職なのだと印象づけられていません。

第2に「仕事の請負」の営業です。
 貴社のこの仕事をTRYFULLに譲ってくれ、人材派遣でも良いし受注でも良い、単価はできるだけ高くくれ、納品はどの位だ?という営業です。
 日々の仕事時間を単価に変える感覚や、スタッフ(重度の障がいのある方)に給与を支払うという、
当たり前の概念が感じられません。


重度、最重度の障がいのある方が「就職する」という考え方は、一般的、常識的ではありません。
輪を掛けて、経験の浅いスタッフは勉強不足ですから、障害者と触れてみて、一般的な「とても就職できないのでは?」という感覚に陥ります。
そこに「うちの子は重度だから就職なんてとんでもない、身体や心のケアも忘れないで!」
という保護者も存在します。(うちのメンバーは意外にイケイケゴーゴーではない・・・)

中でも一番厄介なのは、二つ目の「スタッフの感性」です。
やはり、働けないなあ、このままなら厳しいなあと思い続けてしまう。(勉強しないから、今は仕方ない。)
最近は、政府の「長時間働くのは悪」キャンペーンがあるから(それ自体は僕は合意している)、
それを勘違いして仕事に夢中にならない方が良いと思っている若者も入って来て、それを変えようとしますが、

この仕事に夢中になれない人は、障がいがある方の支援はできないことに気づかせることが課題です。

多忙(多くは人事)で、早朝や夜間の勉強会も減りましたが、
障害者支援の歴史や、障害者の書いた本、人権や、人間の本質の哲学書などを読んで、
人が人を支援するという、よく考えてみたら高飛車な仕事の感性を磨く行為を続けるしかないのです。

なぜ彼らは,最初から「年金受給者」として、扱われるのですか?
みんな働きたいのです。役に立ちたいのです。
「就労移行支援事業」「自立訓練」のどこに、「年金受給者」が前提となっているのでしょう?

私には、どんなお考えで、この事業に携わっておられるのか、分かりません。
感覚とか感性というのは,そう簡単に変えられません。
入職者には、感覚を確かめて入社してもらってますが、
感性は高める努力をしないと培われない。
感性が育つのかどうかは,私の経験上、教育したから変われるものではありません。
言い換えれば,文字どおり、この仕事に携わるもののセンス(感性)だと思います。
プロなんだからそこは潔く判断したいです。


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外部ブログ 発達障がいの教育的支援#たすく代表日記 投稿日時2018/07/21 11:52
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齊藤宇開(たすく代表)さん
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