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2018年07月26日(木) 
 相模原障害者施設殺傷事件、いわゆる津久井やまゆり園の19名殺人事件は、
2016年7月26日の早朝におきました。
 私は、複数回、訪問したこともあり、勤務している職員と現地で学習会を行ったこともあります。親しい仲間も勤めていました。

 この仕事に携わる人は、正義の人です。
 僕を育ててくれた先輩にも、同僚にも、それは1000人にも10000人にもなりますが、一人もこんな事件を起こす可能性のある人は居ませんでした。

それどころか、
 皆、正義のヒーローでした。だから、こんな僕もこの仕事に人生を懸けたのです。

 僕が見たのは、
 昨日も今日も明日も明後日も、障がいのある人と共に暮らし、療育し、教育し、支援し、将来を憂いながら、それでも立ち向かう、大人たちです。一緒に生きているのです。
 家族がある人は、自分の健常の子どもを顧みず、他人の子のことを考え、24時間体制で常に気を張り、深夜でも駆けつけ、泊まりもします。夏休みも正月もありません。ちょっとした不安定な状態でも、皆で協力し合い、涙を共に流し,添い寝もします。

 それが、僕がこの仕事に就いた理由です。「こんなことできない」と思ったからです。
 すごいな、これは、とても自分にはできないと思ったからです。
 僕の「正義のヒーロー」です。
 まだまだ、みんな死んでいません。全国各地に正義のヒーローがいます。

(以下、自己分析)
・この2年間は混乱の連続、何度もこの事件を思い出して仕事をしていた
・何をしても、以前のように喜べず、虚しくなることもあり、けれど目の前にある会社、法人、利用者を守るのが精一杯だったというのが本音
・「意思疎通ができない者を安楽死させる」という発想をもつ同僚がいるかもしれないという前提が無かった
・公益財団法人日本知的障害者福祉協会 http://www.aigo.or.jp/menu07/ の人材育成委員という(津久井やまゆり園の改善ができた可能性をもつ)責任ある立場にあったのに、「意思疎通ができない者を安楽死させる」という考えを持たないように人材育成するという計画を立てなければならないことを、まだ許容できていないかもしれない
・以前のように仕事を「楽しむ」という感覚は失った

・ただ、僕たちの中にいる正義のヒーローは、決して屈しない



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外部ブログ 発達障がいの教育的支援#たすく代表日記 投稿日時2018/07/26 10:22
2018年07月23日(月) 

○障がいのある子どもの放課後は、長い間の課題だった。放課後等デイサービスの普及を後退させてはならない。
○放課後を「遊び」や「託児」程度に考えるのは、福祉の思想に反する。
○学齢期におけるサービスなのだから、「基本的人格の完成」に準ずることが大切である(下記「教育基本法第一条」)。
○放課後等デイサービスのスタッフが決して「専門性」が劣ることを認めてはならない。
○障がいに垣根はないから、重度心身障がい児、医療的ケア児支援も積極的に行う。


注)教育基本法第1条
(教育の目的) 教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に充ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。


(本文)

1 放課後や長期休業中の成長、発達を担う放課後等デイサービス

2012年(平成24年)に、障害児の放課後の居場所として創設された放課後等デイサービスは、これまでのわずか6年の期間で、事業所数、利用者数、共に約45倍になるなど、全国で急増しました。
放課後や長期にわたる夏期休暇は「親子ともども地獄です」という言葉は、20年以上前に障害児の放課後実態調査をした際に、保護者が実際に自由記述欄に記した言葉です。
今とは比較にならないほど、定型発達に対する放課後活動(部活動や学習塾)が盛んな中で、障害児だけが取り残され、孤立し、活動する場が整備されてきませんでした。
私たちのように、その時代に「ボランティア」として活動してきた経験がある人なら、まさに手弁当で行ってきた放課後や長期休業中の成長、発達を担う取り組みに対して、公費が支払われるのだから、今はまさに夢のような時代です。


2 障害を「適応の問題」として捉える現代だからこそ、放課後は重要な療育の場となる

 放課後等デイサービスの場が十二分に普及し、場の確保が叶った今、この状態を後退させてはならないと思っている元「ボランティア」も多いでしょう。この時代の「ボランティア」たちは、ノーマライゼーション、インテグレーションなどの高い志に心酔していたから、放課後をその実現の場として捉え、「彼らが一人で街を歩いたり、公共交通機関を使って移動する」ことや、「学童保育や学習塾、地域の公的活動に参加させる」ことに熱心に取り組みました。

そのためには、民間のバス会社に連絡して「乗り降りの際に,少しだけ待って欲しい」と依頼して了承されたり、いわゆる発達に凸凹のある子どもを中心とした学習塾を主宰したりしていたのです。もうお気づきだと思いますが、これらが、長い間の訴えによって、制度化されたのです。


3 放課後等デイサービスとは

児童福祉法第六条の二の二の4により、「放課後等デイサービスとは、学校教育法(昭和二十二年法律第二十六号)第一条 に規定する学校(幼稚園及び大学を除く。)に就学している障害児につき、授業の終了後又は休業日に児童発達支援センターその他の厚生労働省令で定める施設に通わせ、生活能力の向上のために必要な訓練、社会との交流の促進その他の便宜を供与することをいう。」と定められました。

主に6歳から18歳の障害のある児童を対象として、放課後や夏休み等長期休業日に生活能力向上のための訓練および社会との交流促進等を継続的に提供し。1か月の利用日数は施設と保護者が相談した上で自治体が決定します。利用に際して療育手帳や身体障害者手帳は必須ではないため、学習障害等の児童も利用しやすい利点が多くあったのです。
 月額の利用料は原則として1割が自己負担で、残りのうち国が2分の1負担、都道府県と基礎自治体が各4分の1を負担します(所得により上限があり、自治体独自の補助を設けている場合もある)。

4 放課後等デイサービスの見直しが立て続けに求められている 

 2015年(平成27年)4月に出された【放課後等デイサービスのガイドライン】から続く、厚生労働省からの資料にある、「利潤を追求し支援の質が低い事業所や適切ではない支援(例えば、テレビを見せているだけ、ゲーム等を渡して遊ばせているだけ)を行う事業所が増えているとの指摘があり、支援内容の適正化と質の向上が求められている。」ことに端を発し、2016年(平成28年)3月には、支給決定の適正化に向けた留意事項通知(H28.3.7障害福祉課長通知)(詳細は省略)、わずか3ヶ月後の2016年(平成28年)6月には、障害福祉サービス等の不正請求等への対応について(監査の強化等)(H28.6.20事務連絡)(詳細は省略)が出されました。



 ○平成294月からの見直しの概要(厚労省から引用)
1.指定基準等の見直しによる対応【平成294月施行】 
(1)
障害児支援等の経験者の配置 
児童発達支援管理責任者の資格要件の見直し(告示の改正 現行の実務要件に保育所等の児童福祉に関する経験を追加し、障害児・児童・障害者
 の支援の経験(3年以上)を必須化する。 ※既存の事業所は1年間の経過措置 
 人員配置基準の見直し(基準省令の改正 人員配置基準上配置すべき職員を「指導員又は保育士」から「児童指導員、保育士又は障害福祉サービス経験者*に見直し、そのうち、児童指導員又は保育士を半数以上配置することとする。 *2年以上障害福祉サービス事業に従事した者  既存の事業所は1年間の経過措置 
(2)
放課後等デイサービスガイドラインの遵守及び自己評価結果公表の義務付け 
 運営基準の見直し(基準省令の改正 運営基準において、放課後等デイサービスガイドラインの内容に沿った評価項目を規定し、それに基づいた評価を行うことを義務付ける。
 質の評価及び改善の内容をおおむね1年に1回以上公表しなければならない旨規定

2.その他の対応【平成294月〜】
情報公表の先行実施 指定放課後等デイサービス事業者は支援の提供を開始するとき、支援内容(タイムスケジュール等)BS(貸借対 照表)PL(損益計算書)などの財務諸表等の情報を都道府県等に提供し、事業所のHP等で公表に努めること。 都道府県等は事業者に対して、支援内容や人員配置(職員の資格等)、財務諸表等の公表をすることを促すこと。 


5 放課後等デイサービスと学童保育は違う

放課後等デイサービスは、様々な定義が散見されますが、「本人への療育」、「保護者への子育てに関する助言」、「社会資源(障害児も通える活動場所)への支援」、の三本柱であるということができます。学童保育の、健康管理、安全確保、情緒の安定等とは一線を画し、放課後等デイサービスの三本柱の内の「社会資源への支援」の中に、学童保育が入るとさえ考えています。
また、放課後等デイサービスで付加的に行われていて、ニーズも高い「送迎サービス」については、現在のところ「障害児の自立能力の獲得を妨げないように配慮する」に留められていますが、今のように1時間以上も自家用車に乗せてドアツードアで送迎するようなことが継続されれば、スクールバスによる弊害以上に自立的な移動の獲得が阻まれることは間違いありません。障害がある子どもが公的な機関を使って移動することが、社会自立において重要なことであると再認識したいです。


6 いよいよ真価が問われる

平成30年度から実施される報酬改訂により、ほとんどの事業所が以前より低い報酬区分になって、減収となることが予想されており、放課後等デイサービス事業者の真価が問われる時期に至っています。これまで述べてきたように,放課後や長期休暇の充実という「悲願」は、場の確保だけでなく、定型発達と何ら変わらない「生活能力の向上」や「社会性を培う」、内容(質)の問題に向かうことを、同じ志を持つ方々と共に誓いたいと思います。



写真1) 療育の結果、靴を揃える習慣がみについています

写真2)療育で社会性を培い、丁寧に商品の説明ができます

 写真3)自立的な移動ができれば約60分程度の近所に移動して「お届け物」ができます


7 医療的ニーズへの対応(時数の関係により割愛)

これまで放課後等デイサービスでは、医療的ニーズも同等に利用できる制度であったものの、受け入れには看護師等の配置が必要で、かつマンツーマンに近くなるため、事業として採算が合わなくなるため断念した事業所が多かったのが現状でした。その対策としてと思われますが、平成30年度からの報酬改定により障害程度区分が本格的に導入されます。現段階での「指標該当チェックシート」を見る限り、点数の合計が13点以上である障害児の数が、障害児全体の数の50%以上である事業所は、ほとんど無いと考えられます。
一方で、看護職員加配加算、医療連携体制加算、指導員加配加算の半減など、より重度の障害のあるお子さんへの対応が方針として示されているのです。


いずれにしても、全国で15,000人以上の医療的ニーズのあるお子さんへのサポートは必須です。平成30年度末までに、各都道府県、各圏域及び各市町村において、保健、医療、障害福祉、保育、教育等の関係機関等が連携を図るための協議の場を設けることも求められているのですから、重度心身障がい児、医療的ケア児支援も積極的に検討したいと思います
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外部ブログ 発達障がいの教育的支援#たすく代表日記 投稿日時2018/07/23 21:25
2018年07月21日(土) 
○お久しぶりです。今年度は「たすくの療育7」を2巻にしてリリースし、これから教材の整備です。
○今回は、重度、最重度といわれる障がいのある方への就労支援です。実はたすくも苦戦しています。
○軽度、というかちょっと昔は対象じゃ無かった人は、良かれ悪かれクローズアップされてますが、重度、最重度の方の就労移行支援って、どうなんでしょう?
○療育技術は確実に上がっていて、たすく療育も成果を残していますが、このままじゃ、成果が発揮できません。
○何で??と思ってますが、自分たちで事業をしてみて分かったこともありますので、書いてみます。

(本文)
 以前にお知らせしたとおり、お隣の国、韓国では、知的障害特別支援学校の高等部卒業後の「専攻科(1~2年の延長)」の設置率が約50%となっています。(2年前の調査、もっと上がっている可能性あり)
 現地でインタビュー(2回訪問)すると、軽度や中度は就職するが,重度や最重度のお子さんのニーズが高いことが分かります。

 簡単に諦めない、粘り強い教育的支援が描かれる仕組みです。

私がNISE(National Institute of Special Education)時代に、KISE(韓国の同様の機関)と交流して、
「これはKISEはレベルが高いな」と実感したとおり、差が付きました。

 小さい子どもたちの療育について内容をパッケージ化する「たすく療育」というモデルから、
18歳以降の就労移行支援、自立訓練、グループホームの支援についての内容をパッケージ化する「トライフル」というモデルに取り組んでいますが、

「トライフル」で苦戦しています。

一昨年なんかは、「普通のB型だね」とか「障害が重いから仕方ないね」と言われることがありました。
すぐに改善するように現場に行ってみると、確かにそういう側面が出ていて、MTGするとスタッフはみんな、うちのグループがやりたいことをよく分かっています。
「確かに意識が揺らいだ」「軌道修正します」といって、数週間は改善するんだけど、結局、後戻りしてしまう。
これが続きました。
 最近、良くなってきたのですが、就労移行支援や自立訓練事業の現場での対話をとおして、

ほぼ就職先の意識との狭間が問題なんだと分かってきました。スタッフが一般的な風潮に迎合してしまうのです。

企業訪問すると、
 「実習させてくれますか?」とか「障がいのある人の仕事ありませんか?」となるのです。
 これはおかしい話しです。

第1に「就職先」としての打診が先だと思います。
 貴社の障害者雇用の必要性を、具体的な数字やCSRの側面等を駆使してお伝えし、
TRYFULL(トライフル)という事業名がその名のとおり、実習や下請けではない,
本業への就職なのだと印象づけられていません。

第2に「仕事の請負」の営業です。
 貴社のこの仕事をTRYFULLに譲ってくれ、人材派遣でも良いし受注でも良い、単価はできるだけ高くくれ、納品はどの位だ?という営業です。
 日々の仕事時間を単価に変える感覚や、スタッフ(重度の障がいのある方)に給与を支払うという、
当たり前の概念が感じられません。


重度、最重度の障がいのある方が「就職する」という考え方は、一般的、常識的ではありません。
輪を掛けて、経験の浅いスタッフは勉強不足ですから、障害者と触れてみて、一般的な「とても就職できないのでは?」という感覚に陥ります。
そこに「うちの子は重度だから就職なんてとんでもない、身体や心のケアも忘れないで!」
という保護者も存在します。(うちのメンバーは意外にイケイケゴーゴーではない・・・)

中でも一番厄介なのは、二つ目の「スタッフの感性」です。
やはり、働けないなあ、このままなら厳しいなあと思い続けてしまう。(勉強しないから、今は仕方ない。)
最近は、政府の「長時間働くのは悪」キャンペーンがあるから(それ自体は僕は合意している)、
それを勘違いして仕事に夢中にならない方が良いと思っている若者も入って来て、それを変えようとしますが、

この仕事に夢中になれない人は、障がいがある方の支援はできないことに気づかせることが課題です。

多忙(多くは人事)で、早朝や夜間の勉強会も減りましたが、
障害者支援の歴史や、障害者の書いた本、人権や、人間の本質の哲学書などを読んで、
人が人を支援するという、よく考えてみたら高飛車な仕事の感性を磨く行為を続けるしかないのです。

なぜ彼らは,最初から「年金受給者」として、扱われるのですか?
みんな働きたいのです。役に立ちたいのです。
「就労移行支援事業」「自立訓練」のどこに、「年金受給者」が前提となっているのでしょう?

私には、どんなお考えで、この事業に携わっておられるのか、分かりません。
感覚とか感性というのは,そう簡単に変えられません。
入職者には、感覚を確かめて入社してもらってますが、
感性は高める努力をしないと培われない。
感性が育つのかどうかは,私の経験上、教育したから変われるものではありません。
言い換えれば,文字どおり、この仕事に携わるもののセンス(感性)だと思います。
プロなんだからそこは潔く判断したいです。


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外部ブログ 発達障がいの教育的支援#たすく代表日記 投稿日時2018/07/21 11:52
2018年03月31日(土) 
年度末です。
たすく10周年、僕は48歳。
広島の竹林地先生も福岡の徳永先生も48歳の時は、メチャクチャ働いていたんで、僕も負けじと働いています。
みんな、もっと働こう!仕事があるってのは本当に幸せです。

今の時期は、20名強の新人向けに集中研修をしたり、教室立ち上げのお手伝いをしたりします。
これまでも横浜を皮切りに、国立、豊橋、横須賀、TRYFULL、鎌倉下馬と、立ち上げのお手伝いをしてきました。今年は、第二の故郷、北海道です。

 性格が20年も続けたラグビーのFWですから、「俺がやる!」って色々やらかしてきました。中古家具を配送料をケチって何キロも担いで自分たちで運ぶなんてのはもちろん、数枚のビラを持って教室の前でずっと立っていて、こっちを見た人に駆け寄ってみたり、市役所の子どもの窓口や障害者福祉課で待ち伏せていたり、考えられることは全てやったかもしれません。無一文からのスタートですから仕方ないですよね。

 それで、だいたい上手くいかない。時間が経っていってGWの頃にはどうしようも無い気持ちになって、誰も居ない綺麗な教室で独りぼっちです。
最悪なのは、なけなしのお金を使って開所式を4月にしてしまうパターンで、その後の孤独は、ほんと辛いです。だから、最初の数ヶ月のうちに入会してくれたメンバーは決して忘れません。今でも涙でます。
 そういうことで、北海道札幌円山教室の山口、三浦の両名へのアドバイス。
 あんまり、宇開先生がみますよとか、東京の早稲田で特別にアセスメントしますよとか、ずらさないで、俺が山口だ、私が三浦よ、って進めてください。
 それは、「ずっと一緒だよ!」という理念にあるように、結局、期待されているのは、すぐそばに居る精神的支柱だからです。
 本当のニーズは、本人か家族しか分からない。本人と家族を、より専門的に、効率的に支え続けて、育ちと、子育ての支援をするのが私たちの真骨頂なのだから。
 我ら周囲に満ちる豊かな水源。
 頑張れ、志(こころざし)だけの痩せガエル!
正義と誠実さがある君たちを待っている人が、早く気づいてくれるように、たくさん食べて動き回るのが僕たちのやり方!


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外部ブログ 発達障がいの教育的支援#たすく代表日記 投稿日時2018/03/31 08:30
2018年03月10日(土) 

【リスクに備える、安全安心の基地を作る】

お陰様で、たすくは3月4日(日)に10周年を迎えました。
弊社の鎌倉ベリーを取り扱ってくださっている鎌倉の鶴岡会館(KOTOWA)さんで、
18時から19時半までの90分、スタッフ、旧スタッフ、メンバー、旧メンバーで記念式典を執り行うことができました。
10年を振り返るDVDをスタッフが作ってくれて、みんなで見たり、
50名近くなったスタッフを皆さんにご紹介したりしました。
自分の家族、母や弟も来てくれましたが、
僕を北海道から引っ張ってくれた西川校長をはじめ、
ニュースレターを担当してくれている師岡氏が来てくれました。
嬉しかったのは旧スタッフの河村さんと柳原さん、横田さんが来てくれてたこと、
色々な事情で退会したり、休会しているメンバーもたくさんじゃないけど、複数人来てくれました。
みんな、うちをリスペクトしてくれていて、何処かで必ず役に立ちたいと思います。

うちのコンセプトは、
①早期発達支援からの療育を継続し、
②学校入学後も、定期的に療育をサポート、
③学校卒業後は、TRYFULLで言語技術や職業準備スキルを学び直して「やりたい仕事に就かせて」
④それでも、障がいがあれば、どうしても行動的な問題が続いてしまったり、精神的な障がいを受けてしまうかもしれない。そんな時に結局は、LWCF-Baseという「安全安心の基地」を整備する。

 
 ④が一番大事なんだと思ってやってきましたから、これからが正念場とも言えます。
「障がいがある」ってことは、挑戦すればするだけリスクだらけだし、それを支えられないから挑戦できないんだし、そもそも本人たちが「その気になれない」のだから。

 「安全安心の基地」は、スタッフ一人とっても、人間性をしっかり見定める必要があって、育成に時間がかかりますから、「投資」が大変だなって、愚痴こぼさないように、頑張っていきます。
 つまり、一貫性と継続性のある支援体制の構築のためには未だ志半ばですから、必死になってこれから何十年も働きます。
 やるべき仕事があるってことは、本当に幸せなことです。



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外部ブログ 発達障がいの教育的支援#たすく代表日記 投稿日時2018/03/10 11:11
2018年03月01日(木) 

たすくグループ代表 齊藤宇開です。

採用希望ありがとうございます。
弊社は、鎌倉で開業し、10年目を迎えた「発達障がい専門家集団」です。
今後の教室等、の拡充に向けて、専門性の高いスタッフの養成に重点を置き、
我が国の「社会起業家」の創出を人財育成の柱としています。
そのため、
発達障害に関する療育、教育、支援、各分野の専門性を高めるための各種研修、およびライセンス検定が組まれています。
また、必要に応じて、社会福祉士や言語聴覚士、公認心理師などの国家資格を取得するための講座への現職派遣などによって、
まずは専門家としての「学び」を深める数年間のキャリア形成になります。
次に、
教室運営に携わりながら、経営面やマネージメントを実体験し、財務指標や展開プランを作成します。
さらに、弊社顧問税理士や経営コンサルタントから,具体的な経営スキルについて学ぶことができます。
最後に、
「この子らに世の光をではなく、この子らを世の光に」という社会的包摂(ソーシャルインクルージョン)の実現に向けて、
「自らの人間観との戦い」という生き方にトライすることができます。
これは、自分の人生をかけ、たすくグループでの活動をとおして培う「自分」への挑戦になります。

現在、教室の拡充を図っており、利用される方は急増しています。
そこで、採用は、年間20名の採用枠に拡大しました。
今年度(平成30年度)は、25名の内定、21名の方が採用されました。
代表面接の数は昨年、約100名程度、行いましたので、
エントリーすれば、直接、代表と話して判断できるユニークな採用方法をとっています。
そのため、比較的内定辞退が少ない会社と言うことができると思います。

志望動機、履歴書を一次選考とさせて頂きます。
二次選考は、たすくグループの特長の一つでもあります、代表との直接面接からはじまります。
そこで、改めて「この代表と仕事をしたい、この会社で仕事がしたい」と意思決定したら、筆記試験に移ります。
筆記試験で不合格になることはありません。筆記試験の結果を鑑みて、入社後の育成計画を立てる材料になります。
その後、教室見学をして頂き、スタッフと面接、スタッフの生き方や考えなどをフリーで質問してください。
教室の様子や雰囲気、「この人たちと働きたい」と思えたら、改めて就職希望を頂きます。
就職は、仕事という人生にとって最も大切な決定事項です。
慎重に判断し、直感で「やりたい」と思わなければなりません。

私たちは、「何をするかより、誰とするか」を大切にする人財育成企業です。
発達障がいのある人たちは「ずっと一緒だよ!」の精神で、寄り添ってくれる人格を求めています。
We are Happy, so you are Happy! (私たちの幸せがあって、あなたの幸せがある。)がグループの合言葉。

たすくグループの一員となって、障がいがある人やその家族の幸せに寄与し、
世界平和を実現するための一員として、仕事をしませんか。

エントリー後、志望動機と履歴書を、下記住所まで送ってください。
こちらから、指定の連絡先にご連絡いたします。

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たすくグループ 代表取締役 齊藤宇開<UKAI Saito>
〒248-0014 鎌倉市由比ガ浜二丁目23番15号
E-mail:saiyo@tasuc.com または、info@tasuc.com 
Tel/Fax:0467-23-2156
URL : http://tasuc.com
SNS : http://sns.tasuc.com
facebook : http://www.facebook.com/saito.ukai
「教育的支援こそが,ソーシャルインクルージョンの実現に繋がる。僕はそう信じている。」
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外部ブログ 発達障がいの教育的支援#たすく代表日記 投稿日時2018/03/01 10:36
2018年01月14日(日) 
学校コンサルテーション。
東京都の方では「外部専門家・連携事業」
に取り組んで5年目が終わろうとしています。

東京都、知的障害特別支援学校では、J☆sKeps™アプローチを参考にしながら、
教育課程編成から、指導内容の研究に取り組まれています。
サポーターに過ぎませんが、サポーターなりの「責任」があります。

東京都は情報公開がしっかりしていて、そのほとんどがHPで公開されています。
私たち民間のHPより更新が早い!

ほとんどのコンサル先の学校で、研究成果の公表、及び研究会を開催しますので、
関心のある方は、下記抜粋を参考に、お問い合わせ等してください。

<王子第二>*学校だより *構造化チェックリスト
http://www.oji2-sh.metro.tokyo.jp/site/zen/entry_0000003.html
http://www.oji2-sh.metro.tokyo.jp/site/zen/entry_0000028.html

<王子>*学校だより *類型化について *Twitter
http://www.oji-sh.metro.tokyo.jp/site/zen/entry_0000001.html
https://twitter.com/ouji_tokushi

<調布>*研究大会 *構造化チェックリスト *外部専門家の活用について
http://www.chofu-sh.metro.tokyo.jp/site/zen/page_0000000_00052.html
http://www.chofu-sh.metro.tokyo.jp/site/zen/content/000158063.pdf
http://www.chofu-sh.metro.tokyo.jp/site/zen/page_0000000_00047.html
http://www.chofu-sh.metro.tokyo.jp/site/zen/content/000162165.pdf
http://www.chofu-sh.metro.tokyo.jp/site/zen/page_0000000_00055.html

<八王子>*研究大会 *分かる授業 *はちとくアクション *ビースマイルカフェ
http://www.hachioji-sh.metro.tokyo.jp/site/zen/page_0000000_00051.html
http://www.hachioji-sh.metro.tokyo.jp/site/zen/content/000123797.pdf
http://www.hachioji-sh.metro.tokyo.jp/site/zen/content/000123798.pdf
http://www.hachioji-sh.metro.tokyo.jp/site/zen/page_0000000_00052.html
http://www.hachioji-sh.metro.tokyo.jp/site/zen/page_0000000_00061.html

<港(港区)>*研究大会 *職能開発科だより *Twitter 
http://www.minato-sh.metro.tokyo.jp/site/zen/content/000149773.pdf
http://www.minato-sh.metro.tokyo.jp/site/zen/entry_0000022_00003.html
https://twitter.com/minatotokushi

<鹿本学園(江戸川区)>*研究大会 *Facebook
http://www.shikamotogakuen-sh.metro.tokyo.jp/site/zen/entry_0000025.html
http://www.shikamotogakuen-sh.metro.tokyo.jp/site/zen/content/000164226.pdf
https://www.facebook.com/shikamotogakuen/

<矢口(大田区)>*研究大会 *外部専門員通信 *Twitter
http://www.yaguchi-sh.metro.tokyo.jp/site/zen/content/000027174.pdf
http://www.yaguchi-sh.metro.tokyo.jp/site/zen/content/000027132.pdf
https://twitter.com/yaguchitokushi

<清瀬>*学校だより
http://www.kiyose-sh.metro.tokyo.jp/site/zen/page_0000000_00103.html



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外部ブログ 発達障がいの教育的支援#たすく代表日記 投稿日時2018/01/14 20:58
2018年01月08日(月) 
 発達支援の療育方法は、すでに確立されており、
 いわゆる専門家は、暗黙知の技術力で、子どもたちの本来もっている能力を引き出すことに成功しているからです。



 理屈は、10枚程度の図表を理解していれば、誰でも解説できるくらいになっています。
問題は、ヘレン・ケラーを指導した、サリバン先生の言葉 "Simply Go on.'を実行できるかに尽きるんだと考えています。継続は力なり。家庭での学習を怠らないためにも、保護者と協働して、お子さん一人一人に応じた療育方法を作り上げていくことが大切です。
 


<保護者と協働で、確立された療育方法を用いて、継続性のある支援体制で支える>



 マイケル・ラターらが、ベッテルハイムのいわゆる「冷蔵庫マザー」説を押し込んだのは、「言語認知障害」説といわれるものでした。
 続いて、バロン・コーエンなどの心の理論障害説などを経ながら、
 TEACCHプログラムの創始者エリック・ショプラーによるアセスメント重視の特性の理解、構造化支援の推進、ジェネラリストモデル、親を共同治療者として位置づけるなどの具現化(米国ノースカロライナ州をモデルとして視察すれば具体的に理解できる)、
 ASDの母であるローナ・ウィングがNAS(英国自閉症協会)を強化し、アスペルガー・タイプを世に広めるなどしながら、牽引してきました。
 国内では、明治安田生命の「こころの健康財団」青山均氏によるTEACCHプログラムの紹介、
 佐々木正美先生によるTEACCHプログラムの普及、ASD全般の理解啓発、穏やかな先生は、思想的にも支えでした。早期発達支援にも寄与されたと思います。
 筑波大学の小林重雄先生によるABAは、多くの現職教授を輩出、加藤哲文氏、梅永雄二氏、園山繁樹氏、井上雅彦氏、渡部匡隆氏、肥後祥治氏、衛藤祐司氏などなど、枚挙に暇がありません。
 同じく筑波大学の前川久男先生は、敬愛する佐藤克敏氏の人柄からも分かるとおりの師匠ですが、KABCなど多くの検査を我が国に普及した偉人です。
 また、筑波大学の園山繁樹氏は、ABAを基礎としながらも、より臨床的なレベルで研究を具体化し、臨床家にとって示唆に富む論者であり、私のような臨床家には相性抜群の研究者だと考えています。
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外部ブログ 発達障がいの教育的支援#たすく代表日記 投稿日時2018/01/08 10:16
2017年12月30日(土) 
 カマコンバレーという、鎌倉に来て最大、最高の機会に恵まれ、我がスタッフも大いなる刺激を受け、成長しています。
 社会的企業として、これからの新しい国づくりに必要な仕組みを療育、教育、福祉で実践してみようと、50名のスタッフが揃った10年でした。
 主体性を保つためには、税金を一方的にもらう立場では無く、しっかり納税をして、循環型の療育サービスを行うのが、新しい福祉国家に存在すべき「社会的企業」の姿です。
 我が国は、神戸の大震災以降、社会的企業が徐々に増え、古い体質と戦ってきました。
 

 カマコンバレーの設立者である柳澤大輔さんが「全部自分事」ということを教えてくれました。
 カマコンのメンバーは、「全部自分事」として考えるから、その考え方に感化され、私たちも鎌倉市の、重度心身障害児、医療的ケアが必要なお子さんの放課後の居場所がないのは、問題があるから、どうすれば良いか常に考え実行してきました。
 車椅子が乗れるエレベータなど、バリアフリー施設が少なく、対象にできずにいたことを皆でブレストし、何とかしようと訴えた結果、鎌倉市の保育園の建物として由比ガ浜こどもセンターができ、最上階部分を「児童発達支援」「放課後等デイサービス」「相談支援事業」として、解放するという英断が、鎌倉市で実現し、公募に応募しました。みんなで喜びました。これで10年来の念願であった鎌倉市への協力を前面に押し出せると。
 津波の避難場所としても重要な建物です。みんなで当地の白骨を見に行きました。鎌倉勤務のスタッフは10名以上、鎌倉の長谷をはじめ、由比ガ浜周辺に住んでいますから、私たちが当然やるものだとブレストの結果、決めました。
 10年来の人脈で看護師さんも集めることができそうでした。

 公募資料は、鎌倉市の形式に従って、2週間で佐久田さんががんばって穴埋めしてくれました。発達支援室には2回ほど出向きましたが、書類提出までは2週間しかありませんから、皆さんご存じのとおり、プレゼンテーションが重要だったんだと思います。みんなで行こうと計画したけど、3名限定という指示だったので、代表の齊藤、教室長に名乗り出た大久保先生、顧問税理士の山本氏の3名で出向きました。結果、落選。
http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/hattatsu/senteikekka2017.html

 A社として記載されましたので、「たすくグループ」の「株式会社ダブルコーポレーション」として公表させて頂きました。スタッフが大切にしている会社名、株式会社ダブルコーポレーション(以下DC)は、障がい者と健常者の力を合わせて倍になるという思いを込めた会社名で、創業地である鎌倉市雪ノ下、五十嵐ビルを本拠地としています。DCでは、農業や縫製、喫茶など、ファミリーマート、五十嵐ビルのご厚意によって、行動障がいのあるASDの方を中心に就労移行支援事業を行っています。最近では、五十嵐さんに屋上を提供して頂き、ビニールハウスを建てて、都市型の農福連携事業を実行することができました。

 このようにDCは鎌倉市と深い結びつきがあり、何が何でもDCで、由比ガ浜こどもセンターを貸与して頂き、鎌倉市の一貫性と継続性のある支援に寄与したかったというのが、僕らの思いでした。結果、当選された団体とは全ての項目で下回りましたが、財務も弱いものになってしまった。これは、たすくグループ全体の財務体制ではなく、DC単体の財務指標であったためです。情けない思いをさせてしまって、本当に申し訳ありません。
 
 審査員5名の方からの質問がありました。鎌倉市が示した質問時間からだいぶオーバーして戸惑いましたが、厳密では無いようでした。想定質問集は用意しましたが、たすくの評判を聞き及んでいる審査員の方もいるでしょうから(地元に根ざしてますから)、ステレオタイプではありませんでした。
 私が印象に残った質問は、
「(やっぱり)お金を取るのか?」「(自家用車による)送迎はどうしてしないのか?」の2点でした。

 ●「(やっぱり)お金を別に取るのか?」というご質問

 社会的企業とは「税金の循環」を前提にしますから、しっかり利益を出して納税します。10年間、それを鎌倉市を本拠地にしてきました。先の自立支援法、総合福祉法によって考え方自体が変わっているのに、質問自体に驚きました。これから我が国は超高齢化、福祉大国になっていくのであり、国の財政が数十年前のように右肩上がりで伸びることは鉱物資源でも掘り当てない限り難しいです。
 聖域なき構造改革は当時の言葉ですが、相応の負担をしながら折り合いを付け、共存共栄を図って行かなければなりません。
 私たちは、8年前から自主事業と位置づけられている「療育塾」としての要素と、放課後等デイサービスを併用して実施しています。そこから得られる利益を、新規事業として障がい者の雇用や住まいに投資するという仕組みです。それを理解して頂いている保護者が入会され、アンケート調査やその報告書をとおして、ご意見を収集し、時期の経営計画に反映する仕組みです。
 鎌倉市には上記のような①療育塾+放課後等デイサービスが1カ所、②療育塾のみが1カ所、③療育塾+就労移行支援が1カ所、④シェアハウス型GHが1カ所、⑤農福連携の農地が1カ所と整備されてきました。①②が一般企業程度の利益が出ます。③は損益分岐点です。④⑤は公的資金の入らない自主事業で、現状、採算があいませんが、その原因は利用者の数が少ないことです。数年後に利用する方が増えれば採算性も目指せますが、数人でも「たすく」の利用者が必要とならばやらなければなりません。

 つまり、一貫性と継続性のある支援体制のためには局面では無く、全体の地域の面で捉えたグループ(連続体)として考えることが必要です。

 由比ガ浜こどもセンターは、地域貢献の一貫として位置づけ、児童発達支援事業と放課後等デイサービスのみの運営をする機関として位置づけておりました。この形態も、放課後の重度心身障害児、医療的ケア児支援に特化するので、直ぐには採算が合いません。提出書類では5年後に良くて損益分岐点になるように、設定しました。とにかく鎌倉市は、観光地で人気スポットだから、内心は入居拒否する人が後を絶ちません。
 
 雪ノ下ファミリーマートの五十嵐さんや
 御成通りの海老塚ビル(写真、下)の海老塚さんのような有志の人に頼るしか無い。

 そう言った意味で、由比ガ浜こどもセンターはチャンスでしたが、滑り落ちました。

 重度心身障害児や医療的ケア児支援は奥が深く、私と同席した大久保先生のような国立久里浜養護学校の職員経験者は、大変な設備の中で実績を出してきましたから、中途半端なことはできません。教室長予定だった大久保先生は、細かいですから特に出してきた備品が秀悦で、500万近くの購入物品を予定していました。そのための融資も信用金庫から受けました。
 私たちは、社会的企業ですから、鎌倉市という地域の面を何とかしようという会社であり、鎌倉市に貢献したいと思っている会社でもあり、
 今回は、鎌倉市に「不要」「大きなお世話」と言われてしまった会社ということにもなります。
 だから今回はショックです。本当に。
 10年前、何の因果か鎌倉市で創業したのは「ふれんど」というボランティア団体に深く思いを感じてからであり、逗子の湘南の凪があったからであり、カヤックがあったからであり、雪ノ下の五十嵐さんが鎌倉シャツの創業地を「障がいがあるとか何とかそんなの関係ないから使って良い」と言ってくれたからであり、由比ガ浜の土地を紹介されて「ここなら通ってくる障がい者も良い所だなと思ってくれるかも」だからです。ご縁を大切にしてきました。
 そのご縁がこれで切れたから、残念なのです。

●「(自家用車による)送迎はどうしてしないのか?」というご質問

 次は想定内でしたが、送迎はどうしてしないのかという問いです。「送迎」は車で送迎することばかりじゃ無いというのが私たちの強い主張です。知的障がいをはじめ、発達障がいのある人たちにとって、歩行したり、公共交通機関を利用したりすることは、とても大切な「学習」です。そして、地域の町並みや公共交通機関に彼らが認識されることで、バリアフリー環境が整うのも事実です。
 当然、これにはリスクも伴います。一時的にであっても「乗り降りが遅くなってしまったり」することで、差別や偏見を助長することにもなるからです。こんな時は同志として障がい者をみていない、いわゆる「哀れみ」の対象としてみている人にとっては「車で送ってあげた方が良い」となります。同志として一緒に歩いてきた私たちは、差別や偏見に対して受けて立つ立場です。これと闘って、コミュニケーション支援ボードの普及などを実行してきました。
 放課後等デイサービスで行われている、自家用車による送迎を続けるのは止めや方が良いです。学校のスクールバスも交通網がしっかりしている地域では廃止した方が良いです。
 津久井やまゆり園で19人も殺されてしまって、閉鎖された環境下で「支援」をすると「施設内虐待」ということが生じることは、国民の目にも明らかになりました。脱施設に向けて徹底的にやっていかなければなりません。そのためには、できる限り他人に頼らず、移動できる環境は、地域が作っていくことです。一人では上手く移動できないんだから、行きたいときに出掛けられる環境を地域が作る。それには個人の学習も必要ですし、地域の努力が早いうちから進められることが最も大切なのだと考えています。
 
●親の思いについて
 最後になりましたが、鎌倉市からうまく外されたからと言って、スタッフの一部の人たちから出ている早急の移転論は危険です。社会的企業である以上、ニッチをしっかり埋めていく、これからも鎌倉市をはじめとしたこの地域の子どもたちやそのご家族には、しっかり貢献するように努力をすること。たすくの信念をぶつけてみて、親亡き後の問題をいつも憂いて仕事をすることが大切です。
 それにしても、日曜日のクリスマスイブの夜に落選通知が届くように郵送しなくてもいいのにね。いろんな人にお願いしてしまっていたり、お金の準備していたり、どれだけ祈るような気持ちでスタッフが待っているか想像するべきですよね。ここ数日の関係者の表情を見るといたたまれなくなります。そんな気持ちでブログを書きました。
 ただし僕も、そういうところがありますよね。心から反省します。デリカシーが無いこともしてきた。一つ一つ丁寧に「人の気持ち」を大切にしてこなかったから、こう言う目に遭ったんだと僕は思っています。それが「全部自分事」です。
 たすくを利用している方々に対して、一人一人丁寧に気持ちを交わしていくことが大切です。もう少しです、もう少しで一貫性と継続性のある支援体制が鎌倉で整いそうでした。療育塾からはじめて、有料サービスを提供する(お金を取る)という自分との戦いをして、地域に根ざしてインフラを整えてきた。10年目ではじめて地域貢献という「綺麗な仕事」ができそうだった。素晴らしい(とても手に入らないような設備付きの)建物を貸してもらえるかもしれないという幸運はやってきませんでした。残念。
 でもこれで、使命が明確になりましたね。
 ニーズが高い地域などデータを提供して頂き、移転先として名乗りを上げて頂いた方には、重ねて御礼申し上げます。国内が保守的(行政主導)になっている以上、どこへ移転しても同じような気もしています。片思いの鎌倉市がうちを落とすくらいなら日本を嫌いになりませんが、東京や横浜も同じような感じになっています。そうなると国外へ出たくなります。日本人なので、それには時間が必要です。もう少し、考えてみます。

本日で仕事納め、冬休みは体力が余ってしまいますから、
利用者を早く受け入れることができよう、年明け直ぐにしっかりがんばりましょう!!


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外部ブログ 発達障がいの教育的支援#たすく代表日記 投稿日時2017/12/30 13:27
2017年12月29日(金) 
 
 うちは、カリスマ経営ではないし、ABAのようなアメリカで発祥し、確立された学問体系を守る立場でもない。(ただしTEACCHは理念ですから、かなり近いと思います。)

 TASUCの療育メソッドは、常に更新し、改善し、共有して、
 メンバーの皆さんへ、確信をもって、伝えることが目標です。
 常に改善、常に行動、人と違ったことをする「ニッチ」です。

     我ら、周囲に満ちる豊かな水源
 
 今日の後半の協議の柱だった、本人や家族を支えるための個別の支援計画(カテゴリー10)を本格的に電子化、クラウド化するためには、臨床研究が必須です。最も必要なシートは家庭生活、ご家族との協働から発生しますし、記入のしやすさなどの使い勝手も重要です。


 だから、3〜5年くらいかけて、毎年、資料を作っては直し、作っては直ししてきました。
 電子化とクラウド化のメリットは、共有のしやすさですが、動画が共有できるのも、隠れたメリットです。これも作り込んでいくうちに出会った発想です。
 たすくグループは、12月28日、29日、30日は、全スタッフが集まって、最新の療育をブレスとしながら学ぶ「療育検討会」を行っています。
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外部ブログ 発達障がいの教育的支援#たすく代表日記 投稿日時2017/12/29 17:30
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齊藤宇開(たすく代表)さん
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