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2011年06月28日(火) 

皆さん

 

やや感傷的ですけど,

僕と倫の共著を,たすくの他のスタッフも,喜んで進めてくれたんで,

今回のシリーズの刊行に当たって,思いを「はじめに」に書かせて頂きました。

 

以下のとおりです。

 

はじめに

本書は,弊社のアセスメントを中心とした療育の場で実際に用いた教材を,その教示方法と併せて,300枚以上のイラストで分かりやすく解説し,ご家族や支援者,誰もが再現できるように構成を試みました。

第1章では,たすくメソッドを始めるためのSTEPを3段階に分け,J☆sKepアセスメントシートを使って,子どもの全体像を理解することで,その子にとって,最もふさわしい機能的な目標(学習内容)を決定することができるように構成されています。

続く,第2章では,本シリーズ第1弾「三種の神器<スケジュール,コミュニケーション,タスクオーガナイゼーション>を学習する」を,子どもたちの発達段階に応じて見開き1ページで,順を追って選択できるように工夫しました。

巻末には,付録1として第1章で解説したJ☆sKepアセスメントシート,付録2には,目標の到達レベルをさらに細かいプロンプト(いつか消える支援)の3段階によって詳細に記録できる学習記録シートを掲載しました。評価・改善を繰り返すことで,子どもたちが「できた!」「乗り越えたぞ!」という経験を基本にしたスモールステップの学習課題を設定できるようにするために,ご活用下さい。

本シリーズにおける機能的な目標(学習内容)は,J☆sKepと並んで,たすくメソッドの中核を成すものです。子どもたちの今の充実と,将来の豊かな生活の実現のために,最も重要,且つ効果的である学習内容を6領域14区分34項目238教材に,思い切って精選しました。何を優先的に教えれば,生涯にわたって役に立つ“学び”となるのか?本書の提案が,全国の教育課程(プログラム)研究の起爆剤となれば望外の喜びです。これからも,ジアース教育新社の加藤勝博様をはじめ,関係の方々からのご協力を得て,6領域全てに関してシリーズ化する計画です。

僕らは,北海道函館市で,この仕事を志し,函館の人々から,その基礎を学びました。特に絵がたいへん上手な共通の兄は,良くイラストで説明してくれました。ノースカロライナから帰国してからは,いつもトラックの絵を描いてこう言いました。「TEACCHの理念はトラック,その荷台には,障がいのある人,一人一人に良かれと思うことは,何でも積んでいくんだ」。

まだまだ,荷台に積む荷物は足りない!みんなで,スクラム組んで,がんばろう!

本書を,天国にいる,私たち共通の兄,鈴木伸五さんへ捧げます。

 

平成23年6月

たすく株式会社 代表 齊藤宇開


閲覧数3,012 カテゴリみんなの「たすく」 コメント6 投稿日時2011/06/28 16:11
公開範囲外部公開
コメント(6)
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  • 2011/06/28 22:21
    ご存命なら40歳代になられていますね。
    若くて頼りがいのなる、あの頃の母親にとっての☆でした。
    あちらの世界で、療育を続けておられることでしょう。
    最後の文章がぐっと来ました。
    次項有
  • 2011/06/28 22:58
    倫先生との共著出版とお誕生日おめでとうございます。
    伸五先生はショプラー博士とともに、自閉症の神様の所にいらっしゃるような気がします。
    次項有
  • 2011/06/28 23:42
    お誕生日おめでとうございます。
    宇開先生との出会いは、私の教師の中で力となっています。
    「すでに答えはある」なんて心強いのでしょう。
    「就きたい仕事に就く」当たり前な事でも、どこかであきらめていたのかも・・・。
    ありがとうございます。
    ますます、お元気で、力を発信してくださいね。
    次項有
  • 2011/06/29 05:59
    むさしさん
    宇開先生、お誕生日おめでとうございます。
    そして、本の出版おめでとうございます。
    手にとって読ませていただくのが楽しみです。

    縁あって出会えた人たちに、心から感謝しようと思いました。
    次項有
  • 2011/06/29 06:31
    さん
    伸五先生と初めてお会いしたのが、診断のため療育センター
    でした。いつもあたたかなまなざしで、
    そっと背中を押して下さいました。

    仲間うちの小さな学習会にも快くきてくださり、
    サラサラと絵を描きわかりやすくTEACCHの理念を教えて
    くださいました。お話のなかに、いつも子どもたちへの思いと
    愛を強く感じ力づけられました。
    あれから18年、たくさんの方のお導きで、息子は今日も
    元気に働きに行きます。

    本の出版、おめでとうございます。
    きっと天国の伸五先生も喜んでくださっていると思います。
    次項有
  • 2011/06/29 19:21
    「自閉症のひとたちへの援助システム」の文献にて
    すずきしんご先生の章を食い入るように読みました。
    それから、しんご先生が執筆された文献が他にないか
    必死で探しました。
    でも残念ながらありませんでした。

    でも、こうして新たにしんご先生の意を受け継いだ、まさに教材と言うべき文献をご執筆戴きありがとうございました。
    きっとバイブルになるかと思います。
    次項有
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