■バックナンバー
■外部ブログリンク
■RSSフィード
RSS 1.0 RSS 2.0 Atom 1.0
■このブログのURL
http://sns.tasuc.com/blog/blog.php?key=17018
2011年07月02日(土) 

今日は,ライセンス取得者のフォローアップセミナーでした。

参加者が,お一人だったので(K先生),このネタを,ブログにアップすることにします。

 

たすくでは,
流動的なシステムに取り組む際の,
有効な手段を,機能的な目標の次のステップとして,
「社会性の学習内容」の研究を続けています。
来年には,お示ししたいと考えています。

その際,もっとも参考となる資料が,
このSCITだと思います(SNS会員の方は,コミュニティにより詳しい資料があります)。

ご一緒できるSNS会員の専門家の方は,是非,よろしくお願いします。

 

 

SSTから,SCITへ
SCIT(Social Cognition & Interaction Training)社会認知と相互交渉のためのトレーニング

SCITは,いつものように,自閉症を引っ張るTEACCHのノースカロライナ州立大学を中心としたネタですが,

高機能自閉症(アメリカでは,知的障害を伴わない人にはこの用語を使います)を対象に,
療育を行っているようです。
梅永先生とか,佐々木正美先生とかが最近,報告しているのですが,
TEACCHが出した,新しい概念というよりは,ロンドンなんかでは,本屋で売っていた概念です。

そういった意味でも,TEACCHは,トラックなんですね。

良かれと思ったことは,どんどん吸収していく,やっぱり世界一のTEACCHです。

 

僕の思い描く,社会認知と相互交渉の困難性に対するトレーニングって,

例えば,

 

道路が書いてあって,「こっちでもめている人がいるけど,あなたはどうする?」って文章があります。
①やめろと止める。②避けるために別の側(この絵だと左側)を進む。③様子を見る。 の選択肢があります。

答えは③で,さらに次の議題がでてきて。

「様子を見ているあなたは,どんな判断をする?」って文章があって,
①じっと見る.②ちらっと見る。③言葉の口調と目つきを見る,の選択肢があります。

答えは③で,さらに次の課題が出てきて。
「どんな言葉の口調と目つきだったら,問題がある?」って文章があって,
①静かに話していて,目つきが鋭い.②大きな声で話して,目つきが鋭い。③お互いが激しく言い合っていて,目つきも鋭い。

答えは③で,「そうですね,もめるときの特徴は,激しく言い合っている時ですね,特に,この野郎!や,おい!,こら!など短い言葉を大きな声で繰り返しているときは要注意! って書いてあります。 さらに次の課題が出てきて。

「これは明らかにもめているけど,どうする?」って文章があって,
①遠くから関心を持って見つめる ②近づいていって,やめなさいと説得する。③警察を呼ぶ。

答えは,全て正解で,
さらに,①の場合の成功シーンと失敗シーン,②の場合・・・と続きます。

それを言うなら,そもそもSSTだって,情動の協調とかいう,概念的なことではなく(自分も使っていますが・・・),
機能的なスキルとして,具体的な行動で教える内容だと思います。

 

まだ,よくは調べてみてはいないんですが,日本の書籍では

佐々木先生と梅永先生の「アスペルガー症候群就労支援編」講談社(2009)の98頁に紹介されています。この本は,別の意味でも,大変優れた本ですからお勧めですよ!


閲覧数3,878 カテゴリ参考資料 コメント1 投稿日時2011/07/02 20:02
公開範囲外部公開
■プロフィール
齊藤宇開(たすく代表)さん
[一言]
We are HAPPY, so You are HAPPY. Because We will be TASUC!
■この日はどんな日
書き込みはありませんでした。
■最近のファイル
■最近のコメント
■最近の書き込み